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【社説】2021年1月11日:オンラインで人材力を高めよう

オンラインで人材力を高めよう

記事本文

www.nikkei.com

要約

社会人や学生それぞれが学びを深め、既存の仕事や新たな職務につなげていくべきだ。

感想

社会人がいったん仕事を離れ、大学などで勉強する「リカレント教育(再教育)」はよく耳にしていましたが、最近は企業がオンライン等で従業員を再教育する「リスキリング」という言葉も生まれているようです。

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リカレント教育のイメージ

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リスキリングのイメージ

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FPSのリスキルとは関係ありません

日本経団連が昨年11月に発表した「。新成長戦略」(※これまでの成長戦略にいったん終止符を打つ意味で、句点をつけているとのこと)にこの文言が盛り込まれたことで、注目されるようになりました。

。新成長戦略(2020年11月17日 日本経団連)

Ⅲ. 2030年へのアクション:成長戦略

2. 働き方の変革

(2)多様で複線的なキャリア形成に向けた人材流動化
柔軟な働き方の普及に伴い多様で複線的なキャリアが一般的になると、新卒一括採用や長期・終身雇用、年功序列制度は機能しなくなるため、企業は採用や雇用、処遇のあり方を見直すことが必要になる。新卒だけでなく中途採用も行い、バックグラウンドや経験、技能の多様性を確保する。同時に、企業のDXに伴い社内で新たに生まれる業務に人材を円滑に異動させるため、リスキリング*も必要となる。

DXに伴う産業構造の転換により、衰退し、失われる業種・職種がある一方、新たに生み出され、成長する業種・職種もある。重要なのは、失われる雇用から新たに生まれる雇用へ、円滑に労働力の移動が図られるよう支援する環境の整備である。円滑な労働力移動に不可欠な「学びなおし」には、国として集中的に投資することが求められる。さらに、学習履歴・職歴・資格等、在学時だけでなく社会人になってからも通して個人のデータを適正に連携し活用するプラットフォームを整備して学びと経験を見える化し、人材流動化による多様で複線的なキャリア形成の促進につなげるべきである。なお、労働市場のセーフティネットを強化する観点から、政府は労働者保護に資する解雇無効時の金銭救済制度を創設する必要がある。

従業員が社内で新たな業務に就けるようにするための再教育。

今後デジタル化はますます進んでいくでしょうし、オンライン学習によってDX(デジタルトランスフォーメーション)に合わせた人材のアップデートが進んでいくのはいい傾向ですね。

eラーニングのような仕組みがより拡充し、自分の職務に必要な授業以外も受けることができるようになるイメージでしょうか。

 

自分もデジタル化に乗り遅れないよう「基本情報技術者試験」の勉強を年末年始にしましたが、普段使用しているパソコンやインターネットの知識を得ることができ、非常に実りあるものになったと感じています。

platon.hatenablog.jp

しかし学べば学ぶほど、ソクラテスのように自分が何も知らないということを実感するので、次のステップに進もうと考えています。

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出典:(独)情報処理推進機構

上記画像のIT系試験の体系に従い、次なる目標として今年4月の「応用情報技術者試験」を受けようと思います。

自分自身を「リスキリング」して、人生の長期的な野望である「哲学で世の中を善くする」ことを、ITを駆使して実現できればいいな、と考えています。