platonのブログ

思考の整理とアウトプット、たまにグラブル

イギリス留学日記 '2013

はじめに

10年前の3月、私はイギリスのケンブリッジに留学をしていました。

3週間の語学留学でしたが、様々なことを経験し、多くのことを学びました。

最近掃除中に、その時つけていた日記が出土したので、ネットの海に残しておこうと思います。

 

10年前の春は、まだイギリスがEUのメンバーだった頃。

また、スコットランドがイギリスから独立をしようという機運がふつふつと高まっていました。

日本では民主党から自民党への政権交代が起こり、第二次安倍政権が誕生、最近退任した日本銀行の黒田前総裁が白川元総裁に替わり就任し、異次元の金融緩和を始めた時代でした。

 

その頃を思い出しながら、イギリスに思いを馳せていきます。

 

3月10日(日)

初日。

飛行機の隣の席が女子高生でテンション上がる。

東北の公立高校1年生25人+先生2人くらい。

飛行機はTVなどのエンターテイメント設備の故障で遅れる。

映画6本やっていて意外と12時間は短かった。

ヒースロー空港に着いて、日本人女子大生2年と遭遇。

向こうも3週間でロンドンの語学学校だという。

入国手続時日本人の女の子の通訳をさせられる。

出迎えサービスを頼んだが、オックスフォードのスタッフしかいない。

タクシー代を払っていなかったらしい。

バスでケンブリッジまで行きタクシーで学生寮へ。

めちゃくちゃ寒かった。

 

3月11日(月)

語学学校初日。

道の横断の仕方がわからなかったが、ロバートに教えてもらい無事渡る。

学校の説明がされたがほとんど意味がわからない。不安を感じる。

一通りの説明の後にケンブリッジツアーが組まれる。

2階建てのバスからの景色に興奮。

数学橋を生で見る。

グランドアーケードがでかい。

夜パブに行こうと思っていたが気づいたら寝ていた。時差きつい。

スーパーを見つけて色々買った。店員さんかわいい。

ルームメイト不在で一人暮らし楽しい。

ケンブリッジの数学橋

 

3月12日(火)

2日目。

授業始まる。聞き取れない。ついていけない。

オランダとベルギーの女の子が上手すぎてなえぽよ。

韓国の女の子ユーリンを昼食に誘う。

ラッキースターという所でパスタを食べる。

その後テンピンというラウンドワンみたいな所でビリヤードをやる。

ユーリンによるとビリヤードは穴が無いゲームで、日本でいうビリヤードはホールボール?とかいうらしい。

ゲームは圧勝。

ビリヤード

 

3月13日(水)

eラーニングの授業は退屈。これ日本でもできるし。

あと日本人がいたけど日本語しゃべってたらダメだと思う。英語しゃべろうよ。

学校終わった後グランドアーケードに行った。

The pen shopでこのノートと酒を飲む容器買った。

ジュースも買ったら旨かった。ボルビックだけじゃ辛いね。

帰りのバス間違えて迷った。夜歩くハメに。

外国で夜歩くって危なくね?と思いながら何とかバス停を見つけて乗る。

Fulburn行きで帰れる。

夜9時。そのまま疲れて寝る。

 

3月14日(木)

授業の先生がJessicaからJanesに代わる。

聞き取りやすくついていけるようになった。

授業が楽しいと思えるようになる。

放課後ステファニー、ユーリン、咲とショッピングへ。

笑いを取ることができるようになる。

帰ったらインドネシア人のルームメイト、バガスがいた。しゃべり速い。

あとムスリムだから祈ってる。今も。

頼まれてた本も買えた。

ハムレットとカラマーゾフの英語版をそれぞれ2ポンドで手に入れた。

イーグルでフィッシュ&チップス食べたけどめちゃ旨。

イギリス料理イケる。

 

3月15日(金)

ユーリンと明日ロンドンへ行く。2日間。

スカイプで3時間くらい話しながら予約した。

英語慣れてきた。

聞き取れるようになってきた気がする。

1週間だけだけど。

正直リア充になってる感じ。

 

3月16日(土)

ロンドンへ行く。

ケンブリッジのバス停がわからないので人に聞きつつ1時間前に辿り着く。

前日カフェテリアでもらったバナナを朝食代わりにしながら待つ。

バスは2時間ほどでロンドンに着いた。

大きな塔を見つけビッグベンかとユーリンに聞いたら違うと言われた。

しかしその後確認するとやっぱりビッグベンだった。

ユーリンにビッグベンは夜行くのが良いと言われそうすることに。

昼はRegent Streetでショッピング。

ロンドンは活気がある。

英語だらけでオシャレっぽいと感じた。

ゴディバでチョコを買った。

地下鉄にも乗った。チューブの形をしていて面白い。

チューブ型の地下鉄

東京並みの頻度でやってくる。かなり便利。

自動ドアが前後に開いて楽しい。

ロンドンの赤い2階建てバスも発見したが、ケンブリッジでもう見ていたので喜びはあまりなかった。

ホステルにチェックインして、夜のロンドンへ。

ユーリン酒強い。日本酒を「甘い」と言っていた。

ロンドン・アイ、ビッグベンはライトアップされていて本当にきれいだった。

夜来てよかった。

写真を撮っていたら豚のフェイスマスクをかぶったやつが近づいてきて一緒に写真を撮った。

その後金をせびられたが、ユーリンが逃がしてくれた。

初めて海外で怖い目にあった。

ホステルに帰って寝た。

値段(14ポンド)の割に良かった。

寝る時4人部屋に自分含め2人だったが、起きたら5人になっていた。

全員男。嗚呼。

ライトアップされたビッグベン

このあと豚から金をせびられる

 

3月17日(日)

ロンドン2日目。

朝から1番の目的だった大英博物館へ。本当にでかい。

1日すべて見てまわっていたら確かに足りないだろう。

ギリシャとローマを重点的にまわった。

様々な胸像を見ることができた。

五賢帝でネルヴァだけ見つけられなかった。

世界史を勉強していて本当に良かった。

お土産も良いものが買えた。

購入したお土産

大英博物館にいたしゃちほこ人間(謎)

 

3月23日(土)

平日のことはよく覚えていないので週末へ。

いや今思い出したけど確かナイトクラブに日本人と行った。

あんま面白くなかった。もっと酔わなきゃダメ。

んで土曜。

てか金曜夜からエディンバラ行った。

理由はなんとなく。突発的に。

ケンブリッジからVictoriaまで2時間、そっからエディンバラまで9時間。

寝たのであまり長く感じなかったのが救い。

着いたら寒い。寒すぎる。イングランドより寒い。

何となく歩くと城に着いた。

しかしまだ開いていないのでぶらぶら歩く。

そして城へ。

日本語のオーディオガイド素敵。

イングランド王ジェームズ1世であるスコットランド王ジェームズ6世、およびその母メアリ=ステュアートが主役だった。

英国王即位に使われるStone of distinyも見られてなかなか面白かった。

13時に大砲が撃たれるOne o'clock gunはすごく大きな音がして、周りの人みんなビクッとなった後笑いあっていた。

昼は初めてエスカルゴを食べた。めちゃ旨。ただ量が少なかった。

1人でレストラン入るのはちときつかった。

午後はスコッチウイスキー館へ。

ここでも日本語サービスがあったのでわかりやすかった。

日本語で聞けるものは全て日本語で聞いてしまおう。

スコッチのでき方を学べておそらくもっと美味しく飲めるだろう。

ツアーが終わったらスコッチを試飲できた。

4種類から選ぶ形式で、何か面白そうだからマイナーなどっか小さな島で造ってるスモーク系のスコッチを選んだ。

香り強い。まあまあ旨い。

帰りに安いウイスキーを買った。

店員が日本人で、ケンブリッジで勉強していると言ったら偉いと言われたが、語学学校だと伝えたら勉強頑張れと言われた。

ケンブリッジで勉強イコールケンブリッジ大学と考えている人が本当に多い。

まあ多分自分もそう思うだろうが。

その後安売りしているマフラーを買って、ケンブリッジで25ポンドの酒飲み容器がもっといいデザインで9ポンドで売っててなえたりした。

ホステルで寝た。Hostel Worldをユーリンに教えてもらって旅の幅が広がった。

 

"沈む太陽を追いかける長い陽の光のごとく戦没者を想う" memory of scots war

 

3月24日(日)

スコットランド2日目。

スコットランド博物館へと思ったが、いきなり寝過ごす。

まあゆっくり行く。

科学技術系の展示が多かった

日本みたいな発明大国らしい。

ワットもここの人らしい。

クローン羊ドリーもスコットランド産らしい。

すごいじゃん。

美術館に行こうとするも国立美術館とNational Portrait Galleryを間違える。

まあチャールズ1世の処刑の絵も見られたし良かったか。

 

3月30日(土)

現在ヒースロー空港。

18時5分。

出発は明日の13時45分。

正直今日飛びたかった・・・。

レジデンスを今日追い出されてしまうし、暇。

空港内で泊まる予定。

とりあえず空港のカフェで時間つぶしてる。

モカ飲んでるけど旨い。

思えばイギリスではアメリカンばっか飲んでた。

このノートも留学当初意気揚々と買ったけど、結局1週間も書いてない。

やっぱこんなもんか。

写真は撮ってあるから気が向いたらまた書く。

とりあえず今回の留学を振り返ってみる。

 

出発前、きっかけは大学の友人に誘われたことだった。

声をかけられていなかったら留学していなかった。

大学生協の3階で話を聞いた。

友人はシンガポールと言い、自分は何となくケンブリッジと言った。

何でそう言ったかは思い出せない。

多分ケンブリッジ大学のことが頭にちらついたからかもしれない。

イギリス英語とかどうとかは全然考えなかった。

確か1月終わりであんま時間なかったからさっさと決めろと言われた。

金がめちゃくちゃかかる(50万でおつりがくると説明された。スケールでかすぎ)ので、遠慮しがちに親に話したが、あっさり承諾。

そういや大学入学前に「絶対留学する」とも言っていたし。

3月頭の1週間は部活の合宿があるので、その前だと合宿についていけないんじゃないか?と考え合宿後に。

時期はまあここしか無かったと思うが、合宿の前日あたりにメールを送っておくべきだったとは思った。

出発前日にいきなりメール送ったし。

合宿で培った筋肉なんかは消えたと思うけど、技術的なものはまた戻ってから頑張れば何とかなると思う。

3週間泳いでないから、若干泳ぎたい気持ちも湧いてきてるし。

2年になってからだと後輩も入ってくるからまとまった休みは本当に取りづらいと思う。

だからこの1年の時に留学をしておいて良かった。

 

イギリスに3週間いて手に入れたものといえば、英語力はもちろんだけど生活力かなと思う。

到着当初ルームメイトが休暇中で実質1人暮らし。

トイレットペーパーや食材を買って自炊をしたりした。

渾身の自炊(サンドイッチ)

最初は不安だったけど、何とかなった。

バスを間違えたりもしたけど、能天気なのか心を病んだり不安に押しつぶされそうになることもなかった。

ホームシックにもならなかったし、日本から持っていった味噌汁も結局開封せず。

部活の先輩にメンタルの強さを言われたりもしたが、半分くらい本当かもと意識するようになった。

何かトラブルが起こっても「まあ何とかなるだろう」という奥底の気持ち。

これに助けられた。

治安も良かったし、人々も親切だった。

イギリスで一番良かったと思う点が、「Thank you」や「Sorry」と誰もがすぐに言うことだ。

日本では「すみません」と言うか、これは聞きなれすぎたのか、はたまた「すみません」という言葉にたくさんの意味が含まれているから食傷気味なのかもしれない。

授業でこうしたイギリスの文化を「too polite」かどうか議論したが、やりすぎという意見が多かった。

自分はこれが良いと思う。

この文化のおかげで、人々が親切だと感じた面もあるし。

 

英語に関してだが、リスニング力は確かに伸びたと思う。

当初全く聞き取れなかったnational expressの放送が今日ははっきり聞き取れた。

先生の言っていることもわかりやすくなった。

聞くだけでなく会話もしまくったことが功を奏していると思う。

文法は本当にめちゃくちゃだが、伝えたいと思って話せば伝わる。

逆に聞き取ろうと思えば聞き取れるようになると感じた。

帰国してもユーリンと週1くらいでSkypeしたい。

彼女との出会いは大きかった。

結果的にほとんど友達はできなかったが、ユーリンとはほとんど毎日話した。

大学のこと、仕事のことなど。

酔って肩を抱くくらいまでしかいかなかったが、それでも楽しかった。

最初に声をかけて本当に良かったと思う。

 

授業は2人組をつくって問題について話し合い、先生にランダムで指されて発表、という形式だった。

パートナーになった人はみな優しい印象だった。

話す能力は自分より優れていると感じた。

単語ではなくもっと文章で話した方が良かったなと今思った。

また、文法の力がかなり落ちているな、とは感じた。加えて単語力も。

確かに留学前に全く英語の勉強をしなかったためであるが。

リスニング力は受け身でなく能動的に聞くだけで大体上がるが、文法力、単語力は机に向かって勉強しないとダメ。

それらは日本語のテキストでやって全く問題ないと思う。帰ったらやろう。

また本を読まないと薄っぺらい英語力しかつかないと感じたので、帰ったら電子書籍で洋書を通学中に毎日読む。

金は惜しまずやる。バイト多めに入れば困らないだろう。

とにかく本を読む。それが勉強。

目標は19のうちに英検1級、TOEIC800。大学では英語の勉強を授業でしない。自習。

去年の授業も全く意味なし。

 

留学の目的として、一度海外に出てどんな感じか体験してみたい、と思っていた。

どんな感じかと聞かれれば、「海外でも何とかなる。慣れるし、将来ここで仕事をするとなっても意欲とそれに対する知識があればやっていける。ただ日本から出る必要がなければ無理をする必要もないだろう」という感じだ。

カルチャーショックと言っても「差」くらいだし、「ショック」というよりは「発見」に近い。

イギリスが先進国だからという面も大きいだろうが、自分は過ごしやすく感じた。

前述の礼儀正しい文化が肌に合った。

お礼を言われることで、次も優しく行動しようというきっかけになった。

 

「知識があればやっていける」というのは、授業で英国史をちょろっとやった時に授業を先導できる立場になった時に感じた。

得意の世界史のおかげだ。

大英博物館に行った際も、ギリシャ・ローマの展示を心の底から楽しめた。

ルーブル美術館に行けなかったことが少し心残りかな。

パリとロンドン往復100ポンドが高いか安いかは判断しかねた。

とにかく、世界史はもっと突き詰めて勉強して、どこの国に行ってもそこの国の歴史について誰よりも詳しい存在になりたい。

何か1つ自分が他の人より優れているものがあるとわかると、自信になり話すことも臆しなくなっていく。

大学に戻ったら興味のある分野を勉強しよう。

仕事をするようになっても、仕事に関する知識が万全であれば英語力で劣っていても海外で戦っていけると強く感じた。

会話なんてどうとでもなるし、知識があれば相手の英語も理解できる。

大きな話になるが、日本の大人に足りないのは海外で使う英語力ではなく、仕事に関する知識だと思う。

これが意識できただけでも、今回の留学は価値があったとみていいだろう。

一度も海外に行ったことのない人が海外でのビジネスなど語れない、と感じた。

 

海外に出た大学生は帰国すると「外でなよ。意識かわるよ」などと言う、と聞いていたが、別に一生日本で暮らすつもりなら英語を勉強(中高除く)したり留学したりは必要ないと思う。

確かに留学することで「海外」や「海外にいる自分」のイメージは100倍くらい鮮烈になるが、お金もかかるしその間日本でのことは全て捨てなければならないし、大変だ。

海外に興味があれば外に出ていいと思う。

偏見も変わるだろう。

 

偏見と言えば、コリアン、チャイニーズの人たちは優しかった。

サンプル数は少ないが、反日感情なんて持っていないようだった。

日本で中韓を貶めるような記事を読んでも、実際のコリアン、チャイニーズを思い出すことで客観的に読めるだろう。

他の国、オマーンやサウジアラビア、タイ、インドネシア、フランス、オランダ、ベルギーの人らも表情が柔らかく、多くの国が身近になった。

 

また語学学校にいて感じたのは、女の子の多さだった。

なぜ男より女の方が多かったのか、謎だ。

女性の方が海外志向が強いのだろうか。

日本の大学の国際系学部は女性の方が多いらしい。

理由を調べてみても面白いかもしれない。

 

空港で1時間半経ったが、腹が空いてきた。

本当に空港に徹夜で居座ることができるのだろうか。

そもそも真夜中に飛行機は飛ぶのか。

羽田は24時間やっているらしいが、ヒースローはどうなのか。

幸い寒くないのが救い。

店員さんがさっきから行き来しているが、席は空いているし1人の人も多いから気にせず書き続けている。

Wifiが通っていないのでTwitterできない。悲しい。成田はFreeWifiだったのに。

 

カフェに1人だけっぽくなった。

営業時間終わるのかな?ここ出たくないよ。

店員さん今舌打ちしたっぽかったしそろそろ潮時かな・・・。

声かけられるまで粘るか・・・他の机消毒してるし。

 

3月31日(日)

結局空港内に泊まれた。てか泊まってる。暇。

暇だからユーリンのことでも書いてく。

彼女はナース、24歳。

そういや韓国では歳の数え方が違って、26歳になるらしい。自分は21歳になる。

韓国ではナースには能力が必要で、どんどん年収が上がっていく。

しかし激務で辞める人も多いそうだ。中年のナースはほとんどいないらしい。

辞めたら国立病院のナースになるらしい。

仕事は24時間を3つに分けたシフト制だが、引継ぎなどで結局12時間ほど働くらしい。

ユーリンは2、3年働いた後ボーナス60万ほどもらって退職、2ヶ月でヨーロッパ9か国まわっていた。

だからホステルや格安移動手段にやたら詳しかったのだ。頼りになった。

ユーリンは9月まで語学学校にいるようだ。

日本に寄るそうなので東京を案内すると約束した。

ユーリンTOEIC845。すげー。自分も帰ってさっさと800出さんと。

彼女のおかげで充実していた。いなかったらと思うとぞっとする。

アジア系で一番かわいいと思った。

中東の子もわりとみんなかわいい。

 

ここで日記は終わっている。

 

おわりに

約3週間のイギリス留学は、私にとって初めての体験が多かったです。

日記には書かれていませんでしたが、レストランでランチをしていたときに酔っ払いに絡まれ、フォークで刺されそうになったことがありました。

食事を終えて店の外に出ると、酔っ払いは警察にしょっぴかれていました。

そのときはあまり危機感がありませんでしたが、今思えばまあまあ危ない場面だったかもしれません。

 

他にも、モスク(イスラム教の礼拝堂)の近くにレストランを見つけて気軽に入ってみたところ、私の他はほぼイスラム教徒の方で、かなり見られながらイスラム教徒向けのカレーを食べた記憶があります。

 

食事でいうと、中華料理屋でとんでもなく不味いご飯が出てきて、チンゲン菜しか食べられなかったこともありました。

あれから10年経ちますが、不味くて食べられなかったのはあの料理だけです。

イギリスも日本と同等かそれ以上の、国際色豊かな食を楽しめる国だなと思いました(なお味は好みが分かれる模様)。

不味すぎた料理

 

今回日記を見直して、英検1級とTOEIC800を取ることを目標にしていたことを思い出しました。

結局、10年経っても取れていませんが。

最近ではGoogle翻訳やDeepLなどの精度も上がり、仕事で英語を使うことがたまにあってもだましだまし何とかやり過ごせてしまっているので、ますます英語の勉強から遠ざかっています。

初心を思い出し、いつか目標を達成できるといいな、と思います。

 

あとは、日記に女の子のことが多く書いてあって笑いました。

外国語を上達するための方法として恋愛が挙げられることもありますが、さもありなんですね。

女の子とお付き合いをした経験も無かったので、必死にコミュニケーションを取ろうとモチベーションが爆発していたのでしょう。

語学面では多少実を結んだかな・・・?

 

 

 

留学から帰る日、イギリスでは雨が降っており肌寒いほどでしたが、日本に着き成田空港から電車に乗っていると、線路沿いに満開の桜が綺麗に咲いているのが見えました。あの光景は今でも忘れられません。

日本ってやっぱりいいな、と思いました。

すでに今年は散ってしまったところが多いですが、毎年の桜を眺めるたび、これからもあの頃を思い出すのだろうと思います。