許されない香港民主化をめぐる言論弾圧
記事本文
要約
自由な香港のために、中国はもとより国際社会も働きかける必要がある。
感想
以前、香港の民主化運動が脅かされていることについて記事にしました。
中国の外務大臣が来日した際の話も書いています。
このとき総理も香港の民主派弾圧に対する懸念を伝えていますが、その後活動家に異例の実刑判決が下されたことをみると、あまり意に介してなさそうです。
中国は経済的にも大国となっていますから、わざわざ力づくで抑えることをせず、余裕を持って友好的に交渉すればいいだろうに、と感じます。
国のために国民があるのではなく、国民のために国があるはずですから、多様な考えが生まれる現代では弾圧ではなく、対話によってより良い解決策を見つけていくべきでしょう。
ヘーゲルが語ったように、テーゼとアンチテーゼによってアウフヘーベンが起こり、世界はより良いものになっていくと信じています。
課題が残る五輪のコロナ対策
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要約
コロナ対策で開催費用がかさみ、国と都でどう負担するか議論がされている。
感想
来年夏に延期されたオリンピック・パラリンピックに向けた準備が進んでいます。
感染症がおさまる気配はまだありませんが、8ヶ月後に迫っているためのんびりとはしていられないでしょう。
特に出場選手にとっては、競技会場の下見やそれに合わせた練習、普段の環境から試合の環境に慣れることなど当日のパフォーマンスを最大化するためのコンディションづくりは非常に大切です。
今月2日に開催された会議でも、入国後14日間の隔離期間中に、練習や大会参加を可能にするための仕組みを整備することが中間整理に盛り込まれました。
また観客も14日間隔離されては観戦ができなくなりかねませんので、隔離と同レベルの感染症対策を講じるようです。
現在日本で導入が推奨されている接触確認アプリを、入国時にダウンロードするよう義務付けるなどするかもしれませんね。
さすがにこれを機に全世界のアプリを統合するという、どこかの銀行システムみたいな話にはならないと思いますが。
(ちなみにシステム業界のサグラダファミリアと呼ばれた某案件、昨年に完成していたようです。)
このままの感染状況なら、映画館のように前後左右一席ずつ空けて座る(最大収容人数の50%以下)という設定が考えられます。
もし状況が好転すれば、野球観戦も現在は上限が50%となっていますが、五輪の観客人数の決定時期(来春)に合わせて上限を緩和、来シーズンは多くの観客が応援できる、というシナリオもあるかもしれません。
アスリートにとってはオリンピック・パラリンピックのような大きな大会は日々の練習のモチベーションに直結します。
私もスポーツをしていた頃は、地区大会や県大会、対抗戦などでベストパフォーマンスを発揮するという明確な目標があったからこそ、きつい練習を乗り越えられたことを思い出しました。
そうした対外的な目標が無い場合、昨日の自分に勝つといった自己研鑽の精神や、一緒に練習する仲間がいる楽しさ、何よりそのスポーツをすること自体に面白さを感じられなければ、なかなか続けられないと思います。
コロナ禍は人々に様々な価値観について再考させる機会を与えています。
スポーツについても、プレイヤーとオーディエンス双方が自分なりの考えを持ち、深めることに期待しています。
文字ばかりですが、今日はメインPCにコーヒーをこぼしてしまい、復旧作業(乾燥)中なのでこの辺で失礼します。
みなさまもお気をつけくださいませ。